愛すべき。本橋孝太騎手。

たまにはエッセイのようなものを。

私が南関競馬に惚れたきっかけとなった騎手である。

まだ南関に手を出し始めたころ「うわーなんで差しが届くねん!」と、思わず似非関西弁が飛び出すほどで、それが彼との出会いであった。

 

まず、サルバドールガロ。

https://www.nankankeiba.com/result/2017021320170108.do

初めて、地方でここから届くのか!と驚かされた。500円しか買ってなかったけど最後ギリギリ差し切った時はパソコンの前でも雄叫びをあげてしまった。

 

次にスターローズ。

https://www.nankankeiba.com/result/2017031319120111.do

この絶望的な位置から怒涛の追い込み。ただただ、感動。単勝での払い戻し最高記録の思い出も手伝って、とても印象に残っている。

 

最近ではヒロノカマオレ。

https://www.nankankeiba.com/result/2017050219020212.do

私に地方競馬の扉を開いてくれた友人と観戦していたが、「あーこりゃ届かん」と呟いたや否や、カメラワークが切り替わるとワープしたかのような差し足。上がり1位2位を連発している馬に本橋ジョッキーなら買いだろうというのが確信に変わった瞬間。

 

勝ったレースに共通して感じるのは、最後の直線の追いが他と本気度、熱が全然違うということ。しっかり追っている。彼の騎乗には勝利への意志を感じさせる。執念という名の光が人馬一体のビクトリーロードを照らしている。だからまた、彼の乗った馬の馬券を買いたくなる。

 

前有利が基本の地方競馬において、あの追い込み。他の公営競技に例えるならば、競艇界のミスターチルト三度、阿波選手と重なってしまうのは私だけだろうか。こんなことをいうと「全然違う!」と競艇畑の方々に怒られてしまいそうだが。